外壁塗装をすることで機能美を長く保ち、
住宅そのものの寿命を延ばすことができます!
外壁は紫外線や雨風にさらされるため、住宅において最も劣化が進む箇所です。傷んだ外壁を放っておくと、雨漏れなどで住宅内部が痛み、後の補修も大変になり余計な費用が掛かってしまいます。
住宅そのものの寿命を延ばすためには、定期的なリフォームが欠かせません。
住宅リフォームの中でも外壁塗装リフォーム(外壁の塗り替え)は、工事が半月から一ヶ月以内と短期間に終わることもあり、またリフォーム後の見た目もわかりやすいため、人気があるリフォームの一つです。
しかし、それなりの費用(建坪30坪程度で100~120万円程度)が必要となり、家を長く持たせるためには10年に一度行うことが理想となります。
では、外壁塗装リフォームはなぜ必要なのでしょうか。
主な目的は「家の見た目を良くする」「サビや痛みから家を守る」です。
家の見た目を良くする
お住いはいつまでもきれいであってほしいものです。色のコーディネートをしたり、新しい外装材や塗料により、新築のような外観もいきいきとした生活もよみがえります。賃貸物件であれば、入居を検討している方に対して大きなアピールポイントになります。
サビや痛みから家を守る
外壁塗装を行う目的の1つは、建物を保護・修復し、寿命を伸ばすこと。新築の時はきれいに塗装されている建物でも、日々自然から受けるダメージと経年劣化の影響で、ひび割れ、色落ち、汚れなどが次第に目立つようになります。外壁は紫外線や雨などのダメージから建物を保護する大きな役目がありますが、外壁塗装にはその外壁自体を保護し腐食から守る目的があります。
しかし、外壁塗装に使用される素材や塗料の耐久年数が10年以内というものも、じつは多くあります。
また耐久年数内であったとしても、自然環境から受けた影響により、問題が発生することも十分ありえます。
つまり「メンテナンスは10年後でいい」という言葉通りに過ごしてしまうと、状況によっては取り返しのつかないケースになってしまうこともあるのです。
ある程度年数が経っているのであれば、建物の現在の状態を調べて把握することは、大切な建物を守るための第一歩です。
塗装劣化(チョーキング)
チョーキングとは、塗料が劣化により白い粉末状に変化してしまうことを言います。これは樹脂系塗料を使っている限り、ほとんど起こる現象であり、メンテナンスを行う一つの目安とも言われます。
汚れの付着
雨風にさらされている外壁は、ホコリや排気ガス、雨だれなどの汚れが定着してしまいます。こうした汚れを放っておくと、見た目だけの問題ではなく、外壁内部への影響が起こるケースもあります。そうしたことのないように、外部の汚れも定期的に洗浄する必要があります。
塗装やコンクリートのひび割れ
外壁の表面に施した塗料が、強い紫外線や寒暖差と乾湿の変化の繰り返しにより伸縮し劣化します。ひび割れは雨風を受ける原因となり、そこから内部へと大きな被害を生み出します。
金属類のサビ
鉄をはじめとした金属類はどうしてもサビが生まれることを避けれません。どのようなパーツも表面処理によりサビさせない施策はしていますが、長い間完全に持つという訳ではなく、こうした素材ではどうしても起こってしまう問題です。
シーリング劣化
新築から数年が経ち、まず起こる問題箇所の一つがシーリングの劣化です。シーリングとは外壁のつなぎ目を埋めるものでコーキングとも呼ばれます。建物の伸縮や、シーリング自体の劣化によりヒビなどが生まれてしまいます。